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暑い夏!世界からも注目されている「エコで地球に優しい暑さ対策」

みなさんこんにちは!やまとーヤクルト下松エリアの吉田です。
いよいよ8月に入り、夏本番がやってきましたね!


すでに毎日真夏日、猛暑日が続いていて、

とにかく暑い!
みなさんも熱中症などへの対策はされているでしょうが、今日は私のおすすめ熱中症対策を紹介したいと思います!

熱中症対策

「熱中症対策」は毎日テレビやインターネットでも発信されてるので、みなさんも気にかけていると思います。
環境省でも熱中症警戒アラートを発表して、熱中症予防を呼びかけています。

環境省 熱中症予防情報サイト

・温度に気をくばろう
暑さに敏感になりましょう。からだで感じる暑さと実際の気温は異なることがあります。

・飲み物を持ち歩こう
熱中症予防には水分補給が肝心です。
いつでもどこでも水分補給ができるように、飲み物を持ち歩きましょう。

・休息をとろう
夏に頑張りすぎは禁物です。
疲れてる時は熱中症にかかりやすいので、休息をとるようにしましょう。

・栄養をとろう
きちんと食事をとることも熱中症予防になります。

・声をかけ合う
体力がないお年寄りや子どもは、熱中症にかかりやすいです。

色々な熱中症対策がある中、今日私がおすすめしたいのが、「打ち水」です!
最近、朝の出勤前に自宅で「打ち水」するのにハマってるんです♪


夏の風物詩としてよく知られている「打ち水」ですが、涼しくなる原理や効果的な方法について知っていますか?

実は打ち水は「地球に優しい暑さ対策」として、世界からも注目されているすごい風習なんです!

「打ち水」とは?

打ち水とは、道や庭先などに水をまいて、涼を得る夏の風物詩の一つです。

の歴史は古く、古代は神様が通る道を清めるという意味合いがあったと言われています。

その後、茶の湯の際に礼儀作法として行われるようになり、本格的に広まったのは江戸時代に入ってからで、浮世絵などにも描かれています。

江戸時代は涼をとる手段としてだけでなく、道の土ぼこりを鎮めたり、客を招く時に玄関先や道に水を撒くことでお清めをしたりするおもてなしの意味もありました。

打ち水」の効果

涼をとる方法として知られる打ち水ですが、なぜ涼しく感じるのでしょうか?

それは「気化熱」に理由があります。
気化熱とは、液体が蒸発するときに周囲から吸収する熱のこと。

ちなみにアルコール消毒をするとヒヤッとするもの気化熱で、肌の温度が下がるから。これと同じ原理で、打ち水をすることにより気化熱で地面の熱が大気中に逃され、周囲の温度を下げることにつながります。

ヒートアイランド現象や地球温暖化が問題になる中、地球に優しいエコな暑さ対策として取り入れてみてはいかがでしょうか?
(何年か前に「世界中の人が一斉に打ち水をすると、地球全体の気温を下げることができ、温暖化対策につながる」と言う話を聞いて、私個人だけですが、朝方・夕方できる時は打ち水をするようにしてました。
世界中で一斉にできたら、どのくらい下がるのでしょうか…♡)

そして、なんと、
「打ち水大作戦」という日本発祥のプロジェクトもあるんです!

打ち水大作戦

「打ち水大作戦」は2003年から始まったプロジェクトで、誰もが気軽に楽しくヒートアイランド対策。さらには地球温暖化への取り組みとして注目されており、日本だけでなく世界にも広がりをみせています!

「打ち水大作戦」とは、「日時を決めて、残り湯などの二次利用水を使ってみんなが一斉に打ち水をする」という、ただそれだけのことです。

とても簡単なことですが、電気などのエネルギーを使わず簡単に涼しさを味わえるだけでなく、みんなで打ち水をすることでちょっとしたイベント気分を楽しめたり、地球や資源を大切にすることの意味を改めて考えるきっかけになりますね。

暦の上で最も暑い日とされる、大暑7月23日より、晴れたら毎日「打ち水」することを呼びかける「打ち水強化月間」をスタートさせました。

また、8月1日を「打ち水の日」と定め朝から一日がかりで打ち水することを呼びかけます。

・打ち水強化月間 :大暑7月23日(日) ~処暑8月23日 (水)
・2023年の「打ち水の日」 : 8月1日

参加方法

・SNSで「#打ち水大作戦」をつけて参加表明
・晴れたら、自宅やお勤め先などの気軽な場所で、打ち水を行う
・打ち水したら、「#打ち水大作戦」で報告(写真や動画つき歓迎)
【注】資源を大切に使うため、打ち水には、一度使った水や雨水を使ましょう。

打ち水をするときのポイント

「水道水以外」の水を再利用する

水は大切な資源。打ち水は省エネにつながるエコな取り組みでもありますので、水道水をそのまま使うのは避けましょう。

お風呂の残り湯や雨水、エアコンの室外機に貯まった水などを活用することで、節水にもつながります。(私は毎日、風呂の残り湯を使っています。)


日向よりも「日陰」がおすすめ
暑い日向に水をまきたくなりますが、実は日陰のほうが効果的です。暑すぎるとすぐに蒸発してしまうので、あまり効果がありません。

日陰の場合、水がゆっくりと蒸発していくので効果が持続し、さらに風通しの良い場所だと涼しさも感じられます。

「風通しの良い場所で」、「できる限り広範囲に」行うとより効果的とのこと。
時間帯は「朝」や「夕方」がおすすめ
気温が上がりきっていない 「朝」と、気温が下がりつつある「夕方」と言われます。

昼間は地面が暑すぎるために打ち水がすぐに蒸発してしまい、蒸し暑く感じられてしまうとか。全く効果がないわけではありませんが、そのためには大量に何度も水をまく必要があり、あまり効率的ではありません。

マンションなら「ベランダ」にも打ち水を路面だけでなく、屋上や、ベランダでも、「壁打ち」でも、室外機の周りでも

打ち水をするときの注意

楽しみながら打ち水をするために以下をご注意してください。

  • その1

安全のためにクルマ通り多い場所へは水をまかないようにしましょう。できればクルマの通りのない安全な場所を選んでやりましょう。

  • その2

特にカーブの途中、交差点、マンホールの上は自転車、バイクにとっては滑りやすくなるため大変危険です! 絶対に水をまかないこと。
<ドライバー、自転車にお乗りの皆さんは、水をまいた場所へバイク、自転車等で侵入するときは、すべりやすくなっているので充分注意ください。

 

いかがでしたか?日本ならではの「打ち水」という風習がこんなにも話題になっているなんて、びっくりですよね!「地球に優しい暑さ対策」として、世界からも注目されている「打ち水」。皆さんもぜひご自宅でもやってみてください!!