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丈夫な腸でストレス緩和!「脳腸相関」を簡単解説!!

みなさんこんにちは。
やまとーヤクルトの小沼です!

ここ数年、テレビや雑誌などで「腸活」だったり、「腸内環境改善」など、腸をテーマにした話題をよく見かけます。

その中で言われている効果としては・・

・感染症予防になる!

・お通じがよくなり、お肌の調子が整う!

・ダイエットに最適!

などなど言われており、世間的にも「腸をよくする」=健康・ダイエット・美容 という認識が定着してきている様に感じます。

ですが、「腸をよくする」ことは、健康・ダイエット・美容のみならず、実は私たちのストレスを緩和してくれる効果がある事がわかってきています!

今回は、腸内環境改善でストレス緩和について簡単に解説していきたいと思います!

こういった経験ありませんか?

腸とストレスについてお話するにあたって身近な例として、こういった経験はないでしょうか?

 

・「旅行に行くと便秘になる」

・「大事な試験や会議の前にお腹が痛くなる」

・「緊張したり、不安になると下痢になる」

など、環境が変わった時や緊張・不安になった時にお腹に関する症状が出たことあったりしませんか?

逆に便秘の時は、不快感があってストレスを感じたりしないでしょうか?

これらは脳と腸がそれぞれ影響しあっておこることで、これを「脳腸相関」(のうちょうそうかん)と呼びます。

脳腸相関の仕組み

出典:ヤクルト中央研究所より

ストレスを受けたときにお腹周りに影響が出やすい理由として「脳腸相関」を挙げましたが、何故腸に影響が出やすいのかと言えば、それほど脳と腸は密接な関係にあるからです。

もともと腸は栄養・水分の吸収や便の排出など生命維持に重要な機能を担っていて、脳、脊髄に次いで神経のネットワークが発達しており、受けた刺激を独自に判断して、その情報を脳に伝達することができます。

そのため、脳で受けたストレスが腸に症状として出やすく、逆に腸で受けた刺激も脳にフィードバックされやすいのです。

腸内環境改善でストレス軽減

 

そこで考えられたのが「腸内環境を良くすれば、脳が感じるストレスを緩和できるのでは」という捉え方です。

この考えを元にある実験を行いました。詳細は下記にリンクを記載しますが、簡易的に説明すると

1.医学部4年生を試験対象に、5年生への進級試験前後を観察。

2.試験対象を

A)1本100mlにL.ガゼイ.シロタ株を1000億個含む飲料を毎日飲用するグループ

B)味や外見は同じだが、L.ガゼイ.シロタ株を含まない飲料を毎日飲用するグループ

に分けて、試験前後のストレス状態を数値化して計測しました。

 

その結果、L.ガゼイ.シロタ株を1000億個を毎日飲用するグループのほうが、そうでないグループに比べ一時的なストレスを緩和することが認められました。

▼ヤクルト中央研究所「脳腸相関④:乳酸菌が脳腸相関に及ぼす影響(前編)」

https://institute.yakult.co.jp/feature/008/03.php

 

脳腸相関と睡眠の質~オススメ記事~

また同じく脳腸相関での良い作用として「質の良い睡眠」があります。そのことについて書かれている記事もリンクしておくので、ぜひ一読してみてください!

【受験生必見‼】ストレスや睡眠の質向上に乳酸菌が良いってホント?

まとめ

上記のように脳と腸は密接な関係で互いに影響を受けやすいですが、腸内環境を良い状態にすることで私たちのストレスも緩和されます。加えて腸内環境を整える事は体としての健康も促進できるので、まさに一石二鳥!さらに睡眠も合わせれば一石三鳥です!

腸内環境を良くして心も体も健康を目指していきましょう!