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2月の天体イベント、マイクロムーン

こんにちは、やまとーヤクルト岩国エリアの下川です。

つい先日年が明けたと思ったら、もう1月も終わりが近づいてきました。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」というだけありますね。

さて、2月は節分やバレンタインといったイベントが目白押しですが、私が今回ご紹介するのは
「マイクロムーン」です。

マイクロムーンとは

直訳すると「最小の月」という意味のマイクロムーン。その名の通り「1年で1番小さい満月」のことをいいます。

今年のマイクロムーンはなんと2月6日!もうすぐですね。

ちょうど100パーセントの満月になる時間は夜中の3時半頃ですが、5日の日曜日17時過ぎから月が出てくるので、晴れていたら寝る前に少し空を眺めてみてくださいね☆

スーパームーン

最小の月があるなら、当然「最大の月」もあります。

その名も「スーパームーン」、こちらはテレビなどで取り上げられることもあるので、ご存じの方もいると思います。

今年のスーパームーンは 8月31日(木)

しかも8月は1か月に2度満月があり、その2度目の満月をブルームーンと呼ぶことから「スーパーブルームーン」とも呼ばれています。

スーパームーンはマイクロムーンの14%大きく、30%も明るいそうです。

どうして月の大きさに違いがあるのか

そもそも、なぜ満月の大きさがその都度違っているのでしょうか?

月は、地球の周りを公転していますが、その軌道はきれいな円ではなく楕円形の軌道を描いています。

さらに太陽や地球などからの重力を受けて軌道が変化するために、満月や新月の時の地球との距離が毎回異なるのです。

おまけ☆満月の名前

満月はほぼ毎月あり、月ごとにそれぞれ名前がついています。

ほとんどが北アメリカの先住民やヨーロッパの文化に由来します。

カッコ内の日付は今年の満月の日です。

 

1月:ウルフムーン(1月7日)

寒い夜の間、ヨーロッパやアメリカでは、オオカミの遠吠えがよく聞こえていたことからウルフ(オオカミ)ムーンと呼ばれるようになりました。

2月:スノームーン(2月6日)

名前の通り、2月は北米で最も雪が降る時期だったのが由来です。

3月:ワームムーン(3月7日)

ワームはミミズや芋虫という意味です。3月になると暖かくなってきてミミズや芋虫が土の中から這い出してくることが由来になっています。

4月:ピンクムーン(4月6日)

4月に最も早く咲くフロックスという花の色にちなんだ名前です。

5月:フラワームーン(5月6日)

5月はたくさんの花が咲く季節で、満開の自然の美しさに感動したアメリカ先住民がフラワームーンと名付けました。

6月:ストロベリームーン(6月4日)

アメリカ先住民にとって6月はいちごの収穫時期だったため、この名前となりました。

7月:バックムーン(7月3日)

バックは鹿のことです。この時期、鹿が新しいツノを作ることからバックムーンと呼ばれています。

8月:スタージョンムーン(8月2日)

スタージョンとはなんと「チョウザメ」という意味。

アメリカ先住民はこの時期にチョウザメを釣っていたことから、スタージョンムーンという名前になっています。

また、今年は先述したスーパーブルームーンが8月31日にあります。

9月:ハーベストムーン(9月29日)

日本では中秋の名月です。

農家が月明りの下で、遅くまで収穫作業をしていたことからハーベスト(収穫)ムーンという名前がついています。

10月:ハンターズムーン(10月29日)

これからやってくる寒い冬に備えて狩猟をして食糧を蓄えることからこの名前が付けられました。

ただし、年によっては10月がハーベストムーンになることもあります。

11月:ビーバームーン(11月27日)

アメリカ周辺に生息するビーバーは11月頃になると越冬のために巣作りを始めるため、ビーバームーンと呼ばれるようになりました。

12月:コールドムーン(12月27日)

名前の通り、凍えるような冬がやってくることから、コールドムーンと名付けられています。

 

まとめ

 

今年1番小さな満月の見られるチャンスに、寒くて空気の澄んでいる冬の夜空をぜひ眺めてみませんか?

あとは、当日の夜が晴れるのを祈るばかりです。