中原 里菜
こんにちは～♪管理栄養士の中原です。本日は７月７日七夕の日ですね★ミ
１年に１度だけ織姫と彦星が会えるロマンティックな夜･･･子どもたちが喜ぶような七夕そうめんを今晩作ってみませんか？！今日ご紹介するのは、とっても簡単なアレンジ！ぜひ、ご家庭でも年に１回の七夕ごはんを作って食卓を華やかにしてみましょう！
材料（２人分）
・そうめん･･･200ｇ
・アスパラ･･･1.5本（茹で）
・おくら･･･1本（茹で）
・ミニトマト･･･1/2個
・スライスチーズ･･･1/4枚
・カニカマ･･･1/2本
・めんつゆ･･･適量
作り方
①そうめんはパッケージの表示通りに茹で、氷水でしめる。
②アスパラガスを斜めにカットし、篠の葉を作る。笹の幹は、穂先の部分を６等分にカットにする。
③カニカマとスライスチーズを短冊に見立てて切る。オクラとミニトマトを輪切りにする。
④③と④をそれぞれ、そうめんの上に飾って完成！
（画像：cookpad 引用）
とっても可愛くて食べるのが勿体無い！！！お好みでハムや薄焼き卵を星型にくりぬいたものを飾っても可愛いですね！
使用した野菜の栄養素
食べて終わりではなく使用した野菜の栄養素についてもお話させてください！
アスパラ
100gあたり22Kcal。ビタミン類をはじめ、他の食材にはあまり入っていない栄養素が入っているんです！「アスパラギン酸」はアミノ酸の一種で、筋肉疲労時にたまった乳酸をエネルギーに変える働きがあります。よくスタミナドリンクの成分に入っていて、エネルギー源として最も利用されやすいです。また、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「ルチン」を含み、血管の弾力を与え強くする働きがあります。ビタミンCの吸収を促進してくれるので、紫外線を浴びる夏場の肌にも良いですね。
おくら
100ｇあたり30Kcal。夏野菜で有名なネバネバの代表選手！食欲がない時にもおすすめ★このぬめり成分はガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維です。特にペクチンは整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があります。また、β-カロテンを多く含むので体内でビタミンAに変換されます。視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、のどや肺などの呼吸器系を守る働きがあります。カリウムやカルシウムも豊富に含むので栄養価の高い野菜ですね♪
トマト
100ｇあたり(へたを除く)19Kcal。カリウムを多く含むので夏場のほてった体を冷ましてくれます。有名な「リコピン」を多く含み、この成分はお肌の老化を招いたり体がさびる原因とも言われる活性酸素を減らしてくれる働きがあります。夏場は強い紫外線を多く浴びて活性酸素が出来やすいので、トマトは積極的に食べたい野菜ですね！
最後に
夏場は食欲が減るとあっさりしたそうめんなどを好みやすいですが、それだけだと炭水化物だけになりがちです。栄養不足を招き、かえって夏バテを引き起こす原因となります。そうめんや麺類を食べるときには、具沢山がおすすめ★野菜類、わかめなどの海藻類でビタミンやミネラルを補い、ハム・ささみ・ツナ・卵などのたんぱく質も乗せて１品でもバランスよく食べられるよう工夫してみましょう♪疲労回復に良いとされる梅ぼし・お酢・レモンなどのクエン酸を利用するのもおすすめです。
杉本 由紀子
國弘麻未
梅本 恵
