こんにちは。やまとーヤクルトの梅本です。
今日は、私の親しい友人が経験した話をみなさんにも共有したいと思い、記事にしました。
実は先日、その友達が急に体調を崩してしまったんです。頭痛、めまい、吐き気といった症状に悩まされ、普段通りの生活を送ることも難しくなってしまったそうです。
病院で様々な検査を受けた結果、これらの症状は自律神経の乱れから来ている可能性があると言われたとのことでした。
※2024年2月12日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2025年10月14日に再度公開しました。
そもそも自律神経って何でしょう?
自律神経というのは、私たちの体が自動的に行う動きをコントロールしている神経のことです。
心臓の鼓動、呼吸、食べ物の消化など、私たちが意識しなくても自然に行われている動きを管理しています。とても大事な役割を担っているんですね。
しかし、ストレス、過労、不規則な生活習慣などが原因で、この自律神経のバランスが崩れると、体に様々な不調が現れてしまうんです。
自律神経の乱れが疑われる具体的な症状
自律神経が乱れると、心と体の両方に様々なサインが現れます。みなさんに当てはまる症状がないか、チェックしてみてください。
【体の不調の例】
- 疲れやすい、疲れが取れない
- 体が重い、だるい、倦怠感がある
- 肩こり、首こり、背中の強い張り
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 食欲不振
- 便秘、下痢、または便秘と下痢を繰り返す
- 動悸、息苦しさ、胸の痛み
- 冷え、手足のしびれ
- 不安、イライラ、気分の落ち込み、意欲の低下
これらの症状は個人差があり、また複数の症状が同時に現れることもあります。もし気になる症状がある場合は、自己判断せずに、適切な医療機関での診察をおすすめします。
自律神経を整えるための習慣
自律神経のバランスを整えるためには、毎日の生活の中に小さな工夫を取り入れることが大切です。
1. 適度な運動をする
ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどの軽い運動は、自律神経を整えるのに効果的です。
運動はリラックス効果をもたらし、ストレスを減らしてくれます。
また、心地よい疲労感は質の良い睡眠につながります。
2. バランスの良い食事を心がける
ビタミンやミネラルが豊富な食事を意識して摂りましょう。
3. 十分な睡眠をとる
良質な睡眠は、自律神経のバランスを整えるために不可欠です。
しっかりと休息をとり、体力を回復させることが大切です。
4. 笑うことを大切にする
笑うことでストレスが軽減され、心地よい気分になることができます。(この後、詳しくご説明しますね)
5. ツボ押しマッサージを取り入れる
ツボ押しマッサージを行うと、血流が良くなり、リラックスに関わる副交感神経の働きが高まります。
おすすめのツボ押しマッサージ
自律神経を整えるのにおすすめのツボをご紹介します。
- 合谷(ごうこく): 手の甲側、親指と人差し指の間のくぼみ
- 内関(ないかん): 手首の内側
- 労宮(ろうきゅう): 手を握った時に手のひらの真ん中あたり
- 外関(がいかん): 手首の外側
- 天柱(てんちゅう): 首の後ろ側
- 風池(ふうち): うなじの髪の生え際で、耳の後ろの出っ張りより下
- 百会(ひゃくえ): 頭の頂点
- 神門(しんもん): 耳の内側の上部
- 太衝(たいしょう): 足の甲
笑うことで自律神経が整う!?
笑うことは、自律神経を整えるための、とても手軽で効果的な方法なんです。具体的には以下のような良い影響があります。
- 副交感神経を刺激する: 笑うことで、リラックスをもたらす副交感神経が刺激されます。自然に口元や首元、胸のあたりが動くことが刺激につながります。
- 自律神経のバランスを調整する: 笑うと一時的に活動モードの交感神経が活発になり、その後に急激に低下します。この変化がリラックス効果をもたらし、自律神経のバランスを保つのに役立つと考えられています。
- 脳内物質の分泌: 笑うことで、ストレスを軽減する「ドーパミン」、痛みを和らげる「エンドルフィン」、幸福感を高める「セロトニン」など、心身をリラックスさせる脳内物質が分泌されます。
- 免疫力の向上: 笑うことによって、体内の免疫を担う細胞(NK細胞)が活性化し、その結果、免疫力が高まる可能性も指摘されています。
笑うことは、自律神経のバランスを整えるだけでなく、心身の健康全般に良い影響を与えてくれます。
「笑う門には福来る」ということわざもありますよね。
ただし、これも個々の体調によるため、絶対的な効果を保証するものではありません。健康に不安がある場合は、やはり適切な医療機関での診察をおすすめします。毎日の生活の中で、笑う時間を意識して作ってみてください。
ひとりでも楽しく笑うためのアイデア
「最近あんまり笑ってないな」と感じる方。ひとりでできる、笑いのきっかけ作りをご紹介します。
- 好きなコメディをテレビや映画、YouTubeなどで見る
- 面白い本やマンガを読む
- 好きな曲を鼻歌で歌ってみる
- 深呼吸をしてリラックスする
- ペットがいる方はペットと遊ぶ
- 趣味に没頭する
- 好きな音楽を聴く
ビタミン・ミネラルたっぷり!簡単レシピ
自律神経を整えるために大切な、ビタミンやミネラルが豊富な簡単レシピをご紹介します。
「コーンとひじきの簡単おやき」
材料(2人分)
- コーン缶:200g
- 枝豆(冷凍):100g ※あれば
- 乾燥ひじき:小さじ2
- 絹ごし豆腐:1/2丁(150g)
- 片栗粉:大さじ1
- 薄力粉:大さじ1
- 塩:適量
- ごま油:適量
作り方
- コーン缶の汁を切り、枝豆は茹でてから皮を取り除きます。ひじきも水で戻します。
- ボウルにコーン、枝豆、ひじき、絹ごし豆腐、片栗粉、薄力粉、塩を入れて混ぜます。
- スプーンですくってフライパンに落とし、形を整えて両面焼きます。
- 中まで火が通ったらごま油を回し入れて完成です。
コーン、枝豆、ひじきには、自律神経の働きをサポートする様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
まとめ
今回は、自律神経の整え方についてご紹介しました。
自律神経を整えることは、心と体の調和を保つためにとても重要です。毎日の生活の中で、ご紹介したような小さな工夫を取り入れて、健康的な日々をお過ごしくださいね!