公開日: 2021年8月14日

【観光】岩国・錦帯橋で夏の風物詩『鵜飼い』を楽しむ

染川千恵染川千恵
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皆さん、こんにちは(^^♪
やまとーヤクルト広報・染川です。

8月に入って、ますます日差しを強く感じます。熱中症対策にも、よりいっそうの心構えが必要となりますね。

ご家族どうしで声を掛け合いながら、暑さ厳しい夏も乗り切っていきましょう♪

さて、わたくしごとですが、最近週末にお散歩をするようになりました。
エアコンの効いた部屋の中で過ごすことが多いので、意識的に汗をかくために始めたのです。

時間に余裕があるときには、1時間ほど歩きます。
木造五連橋『錦帯橋(きんたいきょう)』まで足をのばすと、しっかり運動になるんです。

日本三名橋の一つでもある『錦帯橋』。
名前は聞いたことがあるよ、という方も多いかもしれません。

『錦帯橋』といえば、秋は紅葉、冬は雪化粧、春には桜の花見スポットとしても人気があります。

なかでも、鮎漁が解禁になる夏場に開催される『鵜飼(うかい)』。
これは、一見の価値ありですよ!

実は古くて長い歴史をもつ漁法なんです。

と、いうわけで古くは江戸時代から続く伝統妙技、『鵜飼』のご紹介をしていきたいと思います♪

鵜(う)ってどんな動物?

この『鵜飼』で妙技を魅せてくれる『鵜(う)』は、カツオドリ・ウ科に分類される鳥類の一種です。

鵜の生態

全長約100㎝と大型で、体重は3kgほど。

からだのほとんどが黒色ですが、くちばしの根元部分が黄色みがかっているのが特徴です。

口角には丸みがあって、潜水しながら泳ぐ魚たちを器用に捕まえます。

水中には、長くて1分以上、水深10m近くまで潜ることもあるんですよ。

「グワワ」「ゲレレ」と、ユニークな鳴き声でコミュニケーションをとりながら、群れで暮らします。

岩国市では繁殖期は主に温かい気候の3月~9月頃ですが、地域によっては、1年に2回の繁殖期があるようです。

『鵜飼(うかい)』鑑賞なら岩国へ

岩国市の『鵜飼』というと、奈良時代の「古事記」などの書簡にしるされるほど、長い歴史をもっています。

約370年前から始まったとの記録も残っているほどです。

鵜飼の漁法

この伝統文化『鵜飼』は、木船に乗った鵜匠(うしょう)が、数羽の鵜(う)を手縄(たなわ)であやつって川の鮎(あゆ)をとる、という古くからの漁法です。

鵜の首に紐を巻き付けることで、鵜は大きな鮎を飲み込むことができなくなります。
(ちょっと可哀そうな気持ちにもなりますが…)

鵜を操る鵜匠は、それを吐き出させて鮎を捕獲します。

鵜匠と鵜が息を合わせて鮎を追い込む光景を、ほんの数メートルの近さで見物できるが魅力です。

鑑賞スケジュール

[19:00~19:40] 錦川(にしきがわ)遊覧

錦帯橋たもとからの出発です。
だんだんと沈んでいく夕日を受けながら上流へ。

声の素敵な船頭さんが多く、岩国の昔語りや“鵜飼音頭”などの生歌を聞かせてくれますよ♪

錦川の風景をゆったりと楽しめます。

[20:00~21:00] 鵜飼(うかい)鑑賞

トイレ休憩をはさんだ後、いよいよ鵜飼へ。

岩国『鵜飼』にまつわる歴史や伝統継承についてのお話もしてくれます。

とっぷりと暗くなり、かがり火に照らされた鵜飼パフォーマンスが映えます!

お食事&地酒も楽しめる♪

錦帯橋周辺の老舗旅館の仕出し弁当や季節の料理を舟の上で楽しむことが出来ます。(要予約)

旬な地産食をぜひ堪能してください! (写真はイメージ)

錦帯橋周辺旅館の仕出し弁当をはじめ、季節の料理を楽しめます。

老舗伝統の美味しい味に舌鼓を打ちながらの鵜飼鑑賞は最高に贅沢ですよね!

ほかにも、岩国ならでは地酒を飲むことも出来ます。

雁木(がんぎ)、 五橋(ごきょう)、 黒松(くろまつ)、金雀(きんすずめ)、 獺祭(だっさい)…

どれも岩国が誇る銘酒なので、お酒が飲める方は試してみてくださいね♪

料金(鵜飼遊覧船/基本)

鵜飼舟には、基本乗り合いとなります。

・大人(中学生以上)2,200円

・小人(小学生)  1,100円

鵜飼舟は10人乗りから30人乗りまで大小さまざま。

ご家族やお友達、お仕事仲間と仕事帰りに寄るなんてことも出来ますね♪

舟に余裕があるときには飛び込みでも乗せてもらえることがありますよ。

▼お問合せ先
岩国市観光協会 鵜飼事務所 

住所: 山口県岩国市岩国1丁目4-34
電話 0827-28-2877 (月~土 8:30~17:00/年末年始・盆・日祝除く)

『鵜の里(うのさと)』へおいでませ

岩国市では、鵜専用の飼育施設を保有しています。

錦帯橋近くの『吉香公園(きっこうこうえん)』敷地内に立派な鵜舎があります。

施設内には、透明な水槽が設置してあって、なんと泳ぐ鵜を目の前で見ることが出来るんです!
水中を泳ぐ姿はとっても素早く、時に優雅です。

泳ぐ姿が間近に見られるのは、かなり希少なことではないでしょうか。
つぶらな黒い瞳や愛らしいくちばしも、しっかりと観察できること請け合いです♪

『鵜飼』を楽しんだ方も、そうでない方もぜひ足を運んでみてください♪

アクセス

☛吉香 鵜の里鵜飼飼育施設
 ・入館料は無料
 ・年中無休(9:00-17:00)
〇住所 山口県岩国市横山2-6-55

〇JR岩国駅からバスで20分(「錦帯橋」バス停下車、徒歩5分)
〇山陽自動車道岩国ICから車で10分

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、岩国市夏の風物詩・『鵜飼』をご紹介しました。

このような伝統が続いているのも、岩国市が豊かな自然に恵まれ、それをしっかりと次世代へ受け継いでいこうと努力している人たちのお陰であるなぁとしみじみ感じます。

お近くへお越しの際は、ぜひ一度寄ってみてください(^^♪

↑ 鵜飼&Yakult1000コラボうちわ

山口県東部ヤクルト販売株式会社
住所 740-0021 山口県岩国市室の木町1丁目1-31

電話 0120-3-89603 (月~土 8:30~17:00/年末年始・盆・日祝除く)

 

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染川千恵

染川千恵

東京生まれ、広島育ち、2人の子どもを持つ主婦でもあります。
8年間の中国在住を経て、主人の故郷"いわくに"へ戻ってまいりました。
『探求心と学ぶ心を忘れない!』
新米広報担当として、ヤクルトのヒト・モノ・コトを知り、その魅力を皆様にお届けしていきたいと思います。
皆様の健康づくりのお役に立てる情報はもちろん、身近な出来事あれこれを発信していきます♪

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