公開日: 2021年9月19日

コロナで会えない親のコロナフレイル問題!フレイル予防にはコレ!

東元 教江東元 教江
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こんにちは! やまとーヤクルト  管理栄養士の東元です。

フレイルという言葉、皆さんも一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
そして、最近ではコロナフレイルという言葉がニュースなどでも聞かれるようになりました。
しかし、私には、どこかテレビの中の話のような少し遠くにある感覚がありました。
そんな中、先日私の母が「お父さん、コロナフレイルにならないか心配で仕方ないのよ・・・。」と言ったのです。
この“お父さん”とは私の父で、もうすぐ80歳を迎えます。
そこで、私はハッとしました。
コロナフレイルは、こんなに身近に起こりうることで、テレビの中の話ではなかったのです。
ということで、今回はコロナフレイルフレイルフレイルの予防について書いてみようと思います。

コロナフレイルとは

新型コロナウイルスによる感染が広がるなか、高齢者の場合、感染すると重症化し、死亡率が非常に高いなどと報道されたりしたため、我慢をしている高齢者が多いようです。
今まで楽しんできた近所の方との交流、カラオケ、またはデイサービス(通所介護)などを諦め、ひたすら自宅に籠っている方も少なくありません。
しかし、こういった過度の行動自粛によって、高齢者の体力と気力が低下し、一気に老化が進む人が急増していることが最近注目され始めています。
この状態のことをコロナフレイルといいます。

フレイルとは

フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、英語の「Frailty(フレイルティ)」が語源となっています。
日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを意味しますが、早く気づいて適切な対策を行えば、再び健康な状態に戻るという意味があることを強調するため、フレイルという共通した日本語訳になりました。
フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります。

フレイルの基準

フレイルの基準には、さまざまなものがありますがFreidが提唱したものが採用されていることが多いです。
Freid(フリード:Linda P.Fried 1949ー)の基準には5項目あり、3項目以上該当するとフレイル1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断します。

  1. 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
  2. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3~4日以上感じる
  3. 歩行速度の低下
  4. 握力の低下
  5. 身体活動量の低下

フレイルが進むと、体の回復力や免疫力が低下し、疲れやすさが改善しにくくなります。
またインフルエンザなどの感染症も重症化しやすい傾向にあります。
フレイルを予防し、免疫力を下げないように注意が必要です。

コロナ禍の自粛生活の中でフレイルを予防するために

動かない時間を減らしましょう!

  • 座っている時間を減らしましょう!
    テレビのコマーシャル中に足踏みするなど身体を動かしましょう。
  • 筋肉を維持し、関節も固くならないように気を付けましょう!
    ラジオ体操は自宅で簡単に行うことができ、全身の筋肉の強化を短時間でできるとても良い運動です。
    筋肉は動かすだけでなく、伸ばすことでも強化できます。
    筋肉のストレッチを行う時は、関節も無理のない範囲で動かして、可動域を広げるように意識しましょう。
  • 日の当たるところで散歩くらいの運動を心掛けましょう!
    天気が良ければ、屋外など解放された場所で身体を動かしましょう。
    人混みを避けてのウォーキングなどはお勧めです。

バランスの良い食事を!

三食欠かさず食べましょう。
肉類、魚介類、卵類、牛乳、大豆製品、緑黄色野菜類、海藻類、果物、いも類、および油脂類の10種類の食品群を毎日少しでも摂るように心がけましょう。
バランスの良い食事は免疫力を維持することにも役立ちます。
身体(特に筋肉)を作るために必要な栄養素のたんぱく質をしっかりとることも大切です。
※食事の制限をうけている方は、かかりつけ医の指示に従ってください。

お口を清潔に&しっかり噛んで!

  • 毎食後、寝る前に歯を磨きましょう!
    お口を清潔に保つことが、インフルエンザ等の感染症予防にも有効です。
    毎食後、寝る前の歯磨きを徹底しましょう。
    義歯の清掃も大切です。
  • お口周りの筋肉を保ちましょう!おしゃべりも大切です。
    一日三食、しっかり噛んで食べましょう。
    意識して少し噛み応えのある食材を選ぶことも大切です。
    自粛生活で人と話すことが減り、お口の力が衰えることがあります。
    電話も活用し、意識して会話を増やしましょう。
    大きく口を動かして歌ったり、本や新聞を音読したり、早口言葉もお勧めです。

家族や友人との支え合いが大切です!

  • 近くにいる者同士や電話などを利用した交流で、孤独を防ぎましょう!
    人との交流はとても大切です。
    外出しにくい今の状況こそ、家族や友人がお互いに支え合い、意識して交流しましょう。
    ちょっとした挨拶や会話も大切です。
    新型コロナウイルス感染症に関する正しい最新情報の共有も、トラブルや不安の解消にもつながります。
  • 買い物などの生活の支援や困った時の支え合いを!
    食材や生活用品の買い物、病院への移動など困った際に、助けを呼べる相手をあらかじめ考えておきましょう。
    事前に話し合っておくことも大切です。

まとめ

いかがでしたか?
自分たちはまだまだ大丈夫!でも、ご両親が高齢になって最近心配している方は多いのではないでしょうか。
コロナフレイルフレイルの予防には、ご家族の協力が大切です。
コロナ禍でご両親やご親戚になかなか会えない状態が続いている方は、これを機に、週1回の電話タイムなどでお話をされてみてくださいね。

ヤクルト健康教室でもフレイル予防講座を実施

やまとーヤクルトではフレイル予防を含む、様々なテーマで、健康教室を行っています!

7/21(水)佐伯区八幡「八幡川ウォーキング」様

ヤクルトでは皆さまの健康のために「健康で楽しい生活づくりに貢献したい」という想いで管理栄養士・保健師による健康教室・出前授業を無料で実施しております。

地域の集まり・公民館・市民センター・教育機関・事業所・企業など様々な場面でご活用頂いております。

一般・シニア向け健康教室のパンフレットはこちら

子ども・学生向け出前授業のパンフレットはこちら

<健康教室のお申込み・お問い合わせ>

◇山口県東部ヤクルト販売株式会社 健康教室担当まで

フリーダイヤル:0120-67-8960(月~土 8:30~17:00/年末年始・盆・日祝除く)

ホームページ:https://www.yamaguchikentobu-yakult.co.jp/

※新型コロナウィルス感染拡大予防対策としてマスクの着用、手指消毒、会場の換気をお願いしております。

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東元 教江
資格:管理栄養士、NARDアロマアドバイザー、JAMHAメディカルハーブコーディネーター
兵庫県で生まれ、千葉・京都・岡山を経て、広島県に落ち着きました。夫・娘・愛犬の3人1匹暮らしです。
2020年1月にヤクルトに入社し、主に廿日市・五日市エリアの健康教室を担当しています。
趣味は、パン・お菓子作りとカラオケです。大人になった今でも好奇心旺盛で、いろいろ新しいことにチャレンジしたいと思っています。
皆さんに、楽しく、ちょっとプラスになるような情報をお届けできるよう、頑張ります!
https://www.yamaguchikentobu-yakult.co.jp/